ビストロのデセール

今回も何軒かビストロに行きましたが、
その中のデセール達3つ。
前菜から食べていると量が多いのでお腹いっぱいになりますが、
それでもやっぱり最後はデセールなのです。


Terroir Parisienにて


La Regaladeにて

どれもとても美味しかったのですが、
一番思い出に残っているのがこちらのBaba au Rhum

La Fontaine De Marsにて
テーブルで最後にラムをかけてくれるのですが、それがすごい量!
本気で酔う程でした。味はもちろん美味しかったです。ラムも美味しいラムでした。

超和食党の私ですが、やっぱりパリにいるとビストロに行きたくなります。
最後のデセールはいい意味でも悪い意味でも印象が決まるので、とても大切。
今回行ったうちの一軒も、
料理は美味しいけれどちょっと味が濃すぎると思ったのですが、
最後のデセールがものすごく美味しくて、そのイメージで帰る事ができました。
食べてばっかりじゃないのよ、ちゃんと勉強しているのですよ(笑)

蚤の市!蚤の市!

ここ数年蚤の市の楽しさに目覚め、
旅行に行くと必ず出掛けてしまいます。
今回は新しいお店に飾る物を探したいという思いもあり、
いつもにもまして、いろいろなところへ行ってきました。


ブルゴーニュではディジョン、スミュール、帰る途中の小さい村
パリではヴァンヴ、クリニャンクール、ブリュッセルのジュドバル広場。
どれもそれぞれ特徴があって、面白い。
スミュールではブルゴーニュの窯元の食器、
ブリュッセルではベルギー王室御用達のクリスタルやお皿など。
これもまた地方巡りの楽しさのひとつです。
パリは値段は一番高いけれど、数が揃っていたりまた別の良さがあります。

蚤の市で売っている物に新品はあまりないので
「誰かの思いがこもっていそう」等の理由でお好きではない方もいらっしゃいますが、
蚤の市が好きな人は私も含め、全く気にならないんじゃないかな。
どこも沢山の人が訪れていました。そして好みが人それぞれなのがまた楽しい。


一部、バラ売りをしてもらえなかった事もあり、
結局こんなにたくさんになってしまいました(笑)
昔の手描きで絵をつけたお皿など、見ているだけでうれしくなります。

アンティークといわれるのは100年以上前の物ですから、
そこまでのものはあまりないですが、それでも第二次大戦前の物がごろごろありました。
写真右上の大きいお皿は、裏のスタンプから1920年頃の物らしいです。
アントワープオリンピックがあった年。男子テニスで初めてメダルを取った年。

中でもお気に入りはこちら。

マスタードの瓶。
鳥の絵に一目惚れしました。

またいつか行ける日を楽しみに、次は何を探そうか考えておこうと思います。

森のレストラン 〜ブリュッセル〜

朝一番のタリスでパリからブリュッセルへ。
蚤の市へ行った後、ベルギーに滞在する時はいつもお世話になる
メゾンかなざわの金澤さんご夫婦に会いに行きました。
そしてお昼を一緒にということになり、
ブリュッセルの近くのHalleの森にあるレストランへ連れて行って頂きました。

出始めたばかりのムール貝を。
一年中食べられるお店は冷凍だそうですが、
このお店ではシーズンだけしか食べられません。
このおっきいお鍋一杯で1人前。でも食べられてしまうから不思議。

そしてこの地方のランビックビールが飲めるのがまたうれしいお店です。
これを飲むためにバスと電車を乗り着いて来た事があるくらい好きなビール。

プリプリのムール貝にベルギービール、至福のランチです。

Halleの森は春、こんな景色が見られます。

森一面に広がるブルーベルの花。
こんな豊かな自然もベルギーの魅力の一つです。
その森近くにあるので「森のレストラン」と呼んでいますが
本当の名前は ‘t Kriekske


晴れた日はテラス席が気持ちいいですよ。

ベルギーは今すぐにでも移住したいくらい大好きな国。
程々に都会で田舎。老後の夢です。