my England!その2『イギリス・フランスの旅』番外編

パブで美味しいビールを飲みながら友人ととりとめのない会話を楽しむ。
これがパブの醍醐味、ひいては私にとってのイギリスの楽しみだと思っています。

パブの雰囲気を楽しむという点では、
ワインやソフトドリンク、カクテルでも勿論楽しいと思いますが、
ロンドンのパブですから!歴史的にもやっぱりサイダー(リンゴの発泡酒)やビール!
特にナチュラルカーボネーションのリアルエール
パブのセラーマンのコントロールによっても味が変わる奥深い飲物!
微発泡だからといって気が抜けているわけではないし、ぬるいからこそ美味しいのです。
同じメーカーのビールでもお店によって味が違うし、パブでしか味わえない。
これがあるからこそパブ巡りはやめられないのです。

今回はロンドンで3軒、コッツウォルズと空港で各1軒行く事ができました。
そのうちロンドンの2軒は、皆さんがホテルで休んでから、
chikaさんと二人で夜な夜な出掛けたお店(笑)。
深夜女性が1人でパブに行くというのはなかなかやりにくいのですが
二人だったため行けました。ありがとう!chikaさん。

中でも美味しかったのがこちらの『THE ALBION』!
IPAのビターが利いた味わいも、ぬるいのに全く酸化していない感じも
すごく美味しかったです。

いつもパブはCAMRAという、イギリスのエールとサイダーの販売促進と
伝統的パブを守る活動をしている消費者団体が出しているガイドブック、
Good Beer Guide
』を参考に探しているのですが、
こちらのALBIONも美味しいリアルエールがあると紹介されていました。
ちなみに、以前は分厚い本だったこのガイドブック、
今はiPhoneのアプリCAMRA Good Beer Guide Mobile - Greenius Mobileになっていて、とっても便利。いい時代です。

他の4軒で感じた事ですが、以前に比べて、全般に冷えた状態で
リアルエールがサーブされる事が多かったような気がします。
ギネスも冷えた物が選べるようになったくらいですから、その流れでしょうか。
その分酸化しているビールが少なく、無難に美味しいかった。
しかし面白みにも欠けるような。
10年以上前、夫と二人で沢山飲んだ「トマトジュースみたいな酸化臭」を
懐かしく思いました。

ロンドンのパブ中心にしか行った事がないため、いつか田舎のパブに行ってみたいな。
今回コッツウォルズで行ったパブは「観光地のパブ」と言った趣だったので、
ぜひ「我が街の自慢のパブ」みたいに、地元の人が通うパブに行ってみたいです。

あ〜、ビール飲みたくなってきました。
松本にも我が街自慢の美味しいパブがあるのです。
ビールもお料理も、お店の雰囲気も素晴らしいのだ。
できるだけ早く行こうっと!明日行けるかな?